2014年7月29日火曜日

☆オリジナリティとは、オリジンに戻ることby ガウディ☆

昨日、久々に美術館へ行ってきました。

こちらです♫

ガウディ×井上雄彦ーシンクロする創造の源泉


元々、ガウディについて知識はもっていませんでした。
でも、井上雄彦が大好きなわたし。
ワクワクしながら、向かいました。

展示は、ガウディが生涯向き合い、全身全霊を注いだ建築物の詳細や
貴重な設計図、模型などをみせつつ、
合間に、井上雄彦の絵画・漫画イラストが組み込まれていました。

ガウディの少年時代から晩年までを描き起こした、井上雄彦。

幼年期にリウマチを煩い、思うように動けず、自然界を観察してスケッチに没頭していた、ガウディ。

この二人には、時代を超えてシンクロするものが感じられました。

飛び抜けた観察眼をもち、自然界の美しいモチーフからインスピレーションを受けていたガウディは、すべての建築物に、その観察眼を存分に活かしています。
ガウディの建築物とパーツ(ドアや椅子など)には人間が作る直線はなく、
すべてが美しい曲線です。
それは、偉大なる自然界を模しているのです。

ガウディは、建築を通して「神」を宿していたのだと思います。
この「神」とは、キリスト教的な神ではありません。
この宇宙を司る「神」。自然界に宿る「神」。
だから、ガウディは
「オリジナリティ(独創性)とは、オリジン(起源)に戻ること」という言葉を
言えたのだと思います。

井上雄彦は、ガウディの観察眼や精神性を読み取り、
繊細なタッチで描いていました。
そこに描かれているガウディには、巨匠という肩書きではなく、
静寂と穏便さと謙虚さがありました。

そう、それは、「禅」の精神ですね。

井上雄彦は、「バガボンド」で宮本武蔵を通して「禅」の精神を描いています。
人間が、スピリテュアリティを高め、己(エゴ)と闘い、その先に行き着く先は―。

井上雄彦は、武蔵に自分を反映させているのかもしれません。
一人の人間の、スピリチュアルな旅。
「バガボンド」は、とても優れた「スピリチュアル本」だと思います。

そんな漫画家が描く、ガウディの軌跡。
ガウディが、多くの人に受け継がれて建築されている
「サクラダ・ファミリア」を見上げている最後のイラストが、忘れられません。
そこには、なんのエゴもおごりもなく、ただただ謙虚さしかありませんでした。

その一枚を見たとき、自然と涙が溢れだしました。
きっと、時代を超えてシンクロするふたりの偉大な「神」に触れたから。

素晴らしい展示でした♡


love ×××♡ 美希

0 件のコメント:

コメントを投稿